仕事とプライベート、遊びと勉強、マジメといい加減、仏と鬼、理想と現実、もろもろ。ベストなバランス探してます。
でも極端なのも面白い。色んなことをすぐ忘れるので、日々の出来事を日記に書いています。 SEを経て管理部門に異動になり4年です。



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先達の御意見/酒井順子
先達の御意見 (文春文庫)先達の御意見 (文春文庫)
(2007/04)
酒井 順子

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「負け犬の遠吠え」を書いた酒井順子の対談集。
「負け犬の遠吠え」はまだ詠んでないのだけど、この対談集を詠んで感じた筆者にたいする気持ちは、率直に言って「失笑」だった。ふっいいのよ、性格悪いんですよ、私。
女としてのスキルが特別高いわけでもないくせにプライドが妙に高くて、いるわけもない白馬の王子様を待っている”女の子”。
いるわー、こういう人。いっぱい。
性格が悪いわけじゃないので、女同士で遊ぶ分にはまったく問題ないし、私の周りにもけっこうこういうタイプを見かけるけど・・・本になってメディアに出ると、こんなに痛々しいものだったのか・・・と愕然とした。

自分がそういう痛々しい姿を晒してるってことにあまり気づけていなそうなのが、これまた痛々しい・・・
この筆者も「私の場合」「私は・・」と、自己肯定を必死で求めてる感じなのが、ものすごく哀れだった。
自分では冷静に分析してるつもりなんだろうけど。
・・・もしかして、これだけ毒を吐けるってことは・・・同族嫌悪なのかしら。まあ、いいけど。

「いい話があったら」とか臆面もなく言うあたり、ほんと哀れ。
何があっても、このタイプの女は”待ち”の姿勢を崩さない。
「いい話」なんて、自分から作る以外に方法はないのに。
「オレについて来いと言ってほしいんですが、やっぱり家事は手伝ってくれる人がいいと思ってしまうあたりが、敗因のような気がします」という「ザ・高望み」発言。
上坂冬子が「自分本位にあれもほしい、これもほしいは戦後教育の欠陥で、私の年代は家事を男に手伝わせるなど夢にも考えたことなかったわ」とばっさり斬ってたのが小気味よかった。
上坂冬子って、分別のあるふりしたヒステリーおばさんとしか思ってなかったけど、初めて「いいこと言った」と思ってしまった。

何より私が膝を打ったのは、林真理子の言葉。
「私、不思議なんですよ。酒井さんみたいな“高級負け犬”って、ちゃんと努力していい大学に入って、有名企業に就職した人なのに、どうして結婚という努力だけはしないのだろうかって」
「結婚も、大学受験と同じように努力をすべきなんですよ。テキストに従って頭を使うべきです!」
林真理子って何冊か読んだことあるけど、そんな強烈な印象があったわけじゃないし、色々とバッシングもされるけど・・なんで、この人が支持されるのかはっきりとわかった。
私は酒井順子ではなく、林真理子にとても共感する。
それに対して「努力してるつもりなんですけど・・・」とまだ抵抗する酒井順子。
「ほんとに何もわかってないんだなあ・・・自分のこと」と思った。
 
読んでて別に不快な気持ちにはならなかったけど、「おやおや」という本でした。
今度、今更ながら「負け犬の遠吠え」も読んでみようっと。

この記事に対するコメント
blog拝見してますと、貴女も同じくらい痛い感じ♪
【2009/01/09 00:12】 URL | #-[ 編集]


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