仕事とプライベート、遊びと勉強、マジメといい加減、仏と鬼、理想と現実、もろもろ。ベストなバランス探してます。
でも極端なのも面白い。色んなことをすぐ忘れるので、日々の出来事を日記に書いています。 SEを経て管理部門に異動になり2年です。



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反社会学の不埒な研究報告/パオロ・マッツァリーノ
反社会学の不埒な研究報告反社会学の不埒な研究報告
(2005/11)
パオロ・マッツァリーノ

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面白かったー。
帯のコピーは「学問×お笑い=反社会学」。

こういう態度、好き。
学問、調査、研究、データはうさんくさい、ということをユーモアたっぷりにぶったぎる感じ。
「たとえ匿名であっても、意識調査やアンケートにウソを書いたり見栄を張ったりする人が必ずいる現実は、良心的な専門家の間では昔から常識とされています。それは意識調査と事実を比べれば簡単に証明できます」
そうなのよ。
ちょうど、最近、仕事で上司から「研修の効果を測るために、受講前に”〜を知っていますか?”というアンケートを取るとかしよう」という提案をつっぱねたところ。
「・・・・みんな、プライド高いんで、『知らない』とか絶対言いません。正確なデータ取れないと思います」
私は間違っていなかった。いぇい。
データなんてものは、いくらでも恣意的にコントロールできるものなのですよ。

反面、「事実を調べもせずに、誤った思い込みの上に議論を積み上げる悪いクセも、そろそろやめにしませんか。」
たとえば、凶悪犯罪。
「中高年の評論家およびマスコミ記者のみなさんは、戦後高度成長期の日本人はみんな清く正しく生きていたとの事実無根の認識をもとに、現在の日本人と世相の乱れを嘆くコラムを書くのを得意技としています」

で、こう続く。
「昭和30年代には、少年による凶悪犯罪が現在の6倍くらい起きていたことで有名な時代です。オトナも含めた件数でいえば、殺人は現在のおよそ1.8倍」
うひー。

世論調査やアンケートにもいろいろなカラクリがある、と痛快に切る。
面白いなーーー。
そういえば最近、某ビールのCMで「お中元に贈りたいもの一位はプレミアムビール」とかなんとか言っているのありますけど、あれ、画面の下をよく見ると「プレミアムビールはとは銘柄を限定したものではありません」って書いてあるんだよなー。
全く意味がない、とは言わないけど、結局データというものは、持説を裏付けるための「ツール」でしかない、ということがはっきり。
うまく使お。

そして「賞」についても痛快。
賞は、あげる側の名誉、だって。
「あげる側の名誉心と虚栄心を満足させるために、続けられねばならない」
・・・・・・ああ(深く納得)
この本・・・・社長にプレゼントしたほうがいいんじゃないかな・・・・・・・